”本気”のIT活用で、生産性を向上させよう!

BAISOKUです。

前回は、通常業務がきれいに回っていない状況を課題として捉え、
本気でIT化に取り組んだ弊社のお客様のチャレンジを、
「受注が1.5倍になっても人手を増やさずやりきれた事例」

として、受発注業務のIT化による「受発注機能」と「公開機能」の
具体的な効果例をご紹介してきました。
前回のブログ

今回は、さらに在庫管理のIT化によってもたらされた効果について、
ご紹介したいと思います。


在庫管理のIT化

在庫管理においてデータ化し、把握が必要な数値は以下です。
➀発注 → 入荷 → 受入数
➁ 製品出荷 → 払出数
➂ 在庫数 = 受入数 ー 払出数
受発注業務同様、この流れをIT化することでシームレスにつなぎました。

●具体的な効果例(1)「在庫管理」
Before:
・月の受注数に波があり、適正在庫数の把握が困難
・常に余裕のある発注をするため過剰在庫を抱えてしまう
・発注担当者しか納品予定日がわからない(現場はつど確認)

After:
・部品点数が多いため、全製品をBOM(部品表)化
・生産計画に対し、3カ月先まで各部品の月ごとの必要数を把握することが可能に
・システム上に納品予定日がすぐに反映されるため、現場の確認作業もスムーズに

\\\\ 余剰在庫が減る ////
= 工場経営の流動的な資金が増え、設備投資が可能になったのです

そのほかにも、各部門間、取引先間での、確認のやりとりが
「あれ、どうなってる?」から、「ここ(システム)見といてね」に変わり、
電話の回数と、「言った、言わない」の不毛なやりとりがなくなりました。

●具体的な効果例(2)その他
Before:(あれ、どうなった?)
・電話やFAXの問合せに忙殺
・製品単価・原価の把握はアバウト
・棚卸するまで在庫数がわからない
・あのエクセル変更したの誰だ?
・月締めの確認作業がたいへん!
・数字が合わない!
・エクセルの山に時間を奪われる!

After: (システムを見ればわかる)
・電話&FAXが激減
・数字の把握が正確になった
・在庫管理も楽に、適正発注数も把握しやすくなった
・最終更新者と日時が明確になった
・発注残のリスト化で楽々確認
・エクセル自体を使わなくなった

\\\\ 作業に追われることがなくなった。休めるようになった。////

つまり、自社に合ったITシステムを導入したことで、

・業務の様々なプロセスが「見える化」
・余剰在庫を削減し、適正な「在庫管理」
・関係会社とリアルタイムで「情報共有」
・業務効率が改善され「生産性向上」

が、実現しました。さらに、残業、就業時間、有給休暇のリアルタイム管理により「働き方改革法」への対応も柔軟に取り組むことができます。

 

自社に合ったITシステムを導入した話は分かったが、肝心の「受注数がどうなったのか?」についてですが、次のグラフをご覧ください。

 

社員一人ひとりが、「ITシステム化」と本気で向き合い、取り組んだ結果、
「受注(生産)が1.5倍になっても仕事を断ることなくやりきれた」
につながったのです。
実現できたいくつもの成果・効果や、社員の方々のマインドシフトを考えても
=「IT投資は回収できた!」
とお喜びいただいております。

ですがもちろん、お客様にとってのIT化はこれで終わったわけではありません。
「もっとこうしたい」「こういうことができるようにならないだろうか」
といったご要望に、何が実現できることがベストなのか?
BAISOKUも本気で向き合い、今後も伴走していきます。

「そろそろ本気でやってみようか」と思い立った方は、どうぞお気軽にご相談ください。ご相談はこちらからどうぞ。


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検討するにあたり誰かに聞いてみたい…まずは弊社にご相談ください。