GAFAより大きな脅威!?AIの赤船

BAISOKUです。

先日、「GAFA黒船の脅威!!」の記事でアメリカ企業についてお伝えしましたが、
実は、もっと大きな脅威が隣にいた!というお話です。

先進的テクノロジーといえば、シリコンバレー。GAFAのみなさんのふるさとですね。
が、今や圧倒的ボリュームと速度で中国が追随してきています。

なにせ、中国では国家プロジェクトのもと、
1日に1万6000社が起業しているのです。1日に、です。

しかも、今や世界中のユニコーン企業(評価額が10憶ドルを超えて未上場の企業)の
上位10社のうち5社が中国企業で(残りは米国)、いずれも2010年以降の創業。
当然、IT、IoT、AIの力でここまで急激に勝ち上がってきているのです。

すでに、アメリカで生まれたアイデアを、中国でガンガン実装する、
というモデルができあがっているようです。
誤解を恐れずにいえば、中国では多少バグがあろうが、
まずはサービス開始!不具合は都度修正していく、
という方針なので、圧倒的に展開スピードが速いのです。

数こそ力

 

加えて、国家によるインフラ整備、「数こそ力」毎日何億人ものユーザーが
使うデータをAIがどんどん学んでいきます。

例えば、中国版SNSの「ウィチャット」は月間ユーザが
10憶を超えたと発表しました。

ウィチャットは単なるメッセージアプリのSNSではなく、配車やデリバリー、病院の予約、バンキング、支払、ゲームと多機能で、中国ではお小遣いもこのアプリで支払う、といったことが普通に行われています。

平均的な中国人ユーザーは、オンライン滞在時間の半分を、このウィチャット上で過ごすと言われていて、そのデータは、ウィチャットを運営するテンセント1社に集約され、今この瞬間もディープラーニングを深めていっているのです。

他にも、アリババのアリペイによる「芝麻信用(ゴマしんよう・Sesame Credit)」は、個人が職歴や支払い実績、交友関係などから、「信用度」でランク付けされ、
それによって特典が受けられる、というサービスですが、

 (※画像はアリペイ.netよりお借りしています。)

逆にスコアが低いと社会的に信用されないため、
このランクを落とさないようにするために、
中国の人が品行方正になった、とまで言われています。

実際に生活に密着したAIが、どんどん進化している、という点で、
AI黒船がくるぞ!と言っていましたが、
それをも凌ぐAI赤船とでも言うべきものがものすごい勢いでやってきています。

日本が、AI市場でも携帯電話のようにガラパゴス化していくのか、
BAISOKUも、中小企業から一石を投じるべく、日夜研鑽を積んでいます!


第22回いたばし産業見本市に出展いたします。

会期:2018年11月8日(木)・9日(金) 10:00〜18:00 <9日(金)は17:00まで>
会場:板橋区立東板橋体育館
入場料:無料
主催:いたばし産業見本市実行委員会
開催規模:出展企業・団体数 約120社

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★11月8日(木)15:45~
プレゼンテーションも行います。
テーマは、
「データの「見える化」で在庫を20%削減。」

データを「見える化」したら、どうして在庫が削減できるのか?
分かりそうで分からない…
実は・・・なるほど納得!の楽しい内容になっております。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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見本市の前に、一足早く展示内容を見てみたいという方は、
こちらからお問い合わせください。
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