「敬」と「恥」

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

昨日のブログで「敬」と「恥」はセットだ、と書きました。

私淑する安岡正弘先生はこうおっしゃっています。

恥を知れば必ず敬を知る。敬を知れば必ず恥を知る。
敬はより高き尊きものに対する人間の感情である。
敬するを知れば、自ら省みて恥ずるようになる。
人間と動物との違いもつきつめると、恥を知ると知らぬとに帰する。
だから人を罵る一番の語を「恥知らず」「恥を知れ!」という。

「厚顔無恥」は成長を止めるが、「恥」は成長の源となる、ということですね。

昔はよく
「おてんとうさまがみているよ」
とか、
「世間様に顔向けできない」
とかいったものです。

自分で自分のなかに「恥」の基準をもっていることは
人として大切なことだと思います。

今日も大なるものを敬うこころと、自分の心、言動を恥じる気持ちをもって
がんばります!

◆今日の一言
子曰く、其の言にはじざれば、則ちこれを為すこと難し。

自分の言葉に恥を知らないようでは、それを実行するのは難しい。
つまり言葉は慎んでこそ、それを実行できる。