読書のすすめ

みなさん、本を読んでいますか?

私は無類の本好きで、今では読む本の数は減ったものの、
それでも年間300冊は読んでいます。

一時期は一年に1000冊くらいの本を手にしていたこともあります。

小説の類はほとんど読まないのですが、
中国古典、人間学の本、脳力開発+情勢判断学(城野宏先生)、
哲学書、伝記、あとはその時その時の自分の中の旬のテーマのものを
読みます。

もちろん、技術本も読みますが、新たな知識を吸収するというよりは、
自分の知らないことがないかどうか、盲点チェックのために
新しく出た技術本には一通り目を通しています。

私は社員には口を酸っぱくして「本を読もう」と言っています。
当社に面接にくる若者にも必ず「本を読もう」と伝えます。

学生さんは、社会に出るまでは熾烈な入試競争を勝ち抜くために
一生懸命勉強されるのですが、社会に出た途端、安心して
勉強しなくなる人が多い(というかほとんど)です。

だからこそ、社会人になってからも勉強したひとは、しない人にくらべて
成長もするし、大きく差がつくのです。

「ウサギとカメ」の話ではありませんが、
みんなが全力で走っているときに同じように競争するより、
みんなが休んでいるときに一生懸命走れば楽勝で一等賞がとれます。

私が読書をすすめるのは、それだけではありません。
「本は心の栄養です」と敬愛する森信三先生もおっしゃっています。

社会にでると、想像もしていなかったようなさまざまな事象に対面します。
そんなとき、よりどころとなる本があるだけで、どれだけ心がぶれずに
しっかりと地に足をつけて生きていけるか。

たった一冊でもいい。そんな本とともに人生を歩んでほしいと思います。

◆今日のひとこと
「読書は心の栄養
 森信三先生」

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