「想い」をもって仕事をする!

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

あなたにとって、仕事とは何ですか?
何のために仕事をしていますか?

「食べていくため」
いいでしょう。

「腕に職をつけるため」
それもありでしょう。

「人間として成長するため」
入社試験を受けにくる学生さんに多い答えですが
これもありでしょう。

では、あなたが、あなたのお客さんだったとしたら、
どんな答えをする人に仕事を出したいですか?

ここに有名なドラッカーの寓話をご紹介します。


3人の石切職人が働いていた。

そこを通りがかった旅人は石切の仕事に興味を持ち、1人目の石切職人に尋ねた。

「あなたは、何をしているのですか」

1人目の石切職人は「お金を稼ぐためだ」
と何を当たり前のことを聞くのだとつまらなそうな顔をして答えた。

旅人は2人目の石切職人の横を通り同じように質問をした。

彼は「一番の石切の技術を身につけるためだ」と無表情に淡々と答えた。

旅人は3人目の石切職人にも尋ねた。
3人目の石切職人は空を見上げ目を輝かせながらこう答えた。

「大寺院を作っているんだ。私が作った大寺院で多くの人が祈り、
それは人々の安らぎの場となる。それ夢を見て石を切っている」

あなただったらどの石工に仕事を発注しますか?

また、どの石工が一番よい仕事をすると思いますか?

「想い」はそのまま仕事の姿勢、そして、結果に表れる、と私は確信しています。

想いを持って真摯に仕事に打ち込んだ結果は、
その仕事の成果としてだけでなく、自分の人生の果実となって
自分にもかえってきます。

小難しい話をしているようですが、「想う」ことは誰でもできるのですから、
仕事の経験年数や技術の高い低い、立場に関係なく、
目の前の仕事に想いをもって、相対することは誰にでもできるのです。

要は、やるか、やらないか、だけです。

だったら、やった方がいい、と強くお勧めします。

今朝、職場にいったら、
「今日一日想いをこめて仕事をするぞ!」と自分に宣言してみてください。

微差が大差を生む!

仕事こそが人生を輝かせる!

想いを持って仕事をしよう!!

◆今日の一言

『BAISOKUの大則』

品質は、つくった人間そのものの本質、品格なり。
全身全霊打ち込み魂、おもいが込められると、光を放つ。