分身力思考!

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

30数年前に私がコンピュータと初めて出会ったとき、
「これだ!」とピンときた、という話を以前書きました。

ITほどすてきな商売はない!
そのとき、私はコンピュータのコの字も知らず、
プログラミングがなんであるかも知りませんでしたが、
「これだ!」と思った根拠というのは、
コンピュータというものがあれば、自分の分身を
つくることができる!
と直感的にわかったからです。

感覚的には、自分の頭脳の一部をコンピュータに入れて、
分身に命令させて仕事をじゃんじゃんこなしていく、
というイメージでしょうか。

実際にコンピュータの仕事に就くと、さらにすごいことが
わかってきました。

ソフトウェアは「コピーできる」のです。

コピーできる仕事は他にはありません。
農業は、作物を刈り取ったらまた一から種まきです。
工業でも、製品を出荷したらまた一から組み直しです。
芸術品はコピー品は価値が0になります。

念のため申し添えますが、
私がここで言っている「コピー」というのは
市販ソフトを違法コピーする、というのは全く違いますよ。

作り上げたシステムを他に展開できる、という意味です。
一度やった苦労を無駄にしない。それが智慧というものです。

あれから30年、仕事の仕組み、という意味では
数々の分身をつくってきました。

おかげさまで生産性も飛躍的に向上したばかりか、
障害もなく(完璧なものをコピーするので、不具合の起こりようがない)、
早く安く仕事ができるのでお客様に喜ばれます。

不思議なことに、私以外でコンピュータに分身を
つくらせている人を知りません。

そこで、これを「分身力思考」と名付けて、広めていくことにします。

企業の永続、進化、成長のため、
コンピュータに分身をつくって、つまり、
仕事を体系だてて、しくみをつくって、お客様の数を増やして、
でも経費は増やさない。

それが分身力思考です。

この先、詳しくご紹介していきますので乞うご期待!

◆今日の一言

絶対にマネのできない、マネしようとすら思わないレベルのイノベーションを続けろ。

スティーブ・ジョブズ