今年の干支「甲午(きのえうま)」の意味

おはようございます!BAISOKUの吉沢です。

平成26年の干支は「午(うま)」というのはみなさんご存じですね。

十二支は古来、「甲子」「丙午」のように、十干と組み合わせて用いられてきました。
今年は「甲午(きのえうま)」です。

敬愛する安岡正篤先生によると:

甲 ( きのえ ) は、木の陽にあたり、季節は春、方角は東を表す。
甲は、ちょうど春になって、新芽が古い殻から頭を出すのであるが、
まだ余寒が厳しくて、勢いよくその芽を伸ばすことができないと同じように、
旧体制の殻を破って、革新の歩を進めなければならないのであるが、
そこにはいろいろな抵抗や妨害があるために、その困難と闘う努力をしながら、
慎重に伸びていかねばならぬ

午(うま)は、「そむく」「さからう」の意味)午は古代文字で、
かんむりは地表を表し下の十の一は陽気でⅠは陰気がしたから突き上げてくる様で、
まさに地表に出ようとする象形文字。
午の字の原形は午を馭する、くつわの索(つな)であるから馭(ぎょ)することを
意味することから、午は馬となった。

とあります。

ここから考えると、
「甲午」という年は、前年までに育まれてきた革新への動きが、
その殻を破って大きく出現する(甲)年。

一方、反対する勢力も内側から突き上げてくる(午)年になり、
その陰の勢力の対処法次第では混乱の幕開けにもなるが、
上手くかみあえば、これまでにない新しい時代のスタートとなる年にもなる

と読めると思います。

午年だけに、うまく手綱をさばいて、
乗り切る一年にしましょう!